タイ自分史リターンズ

【自分史第13話】ゴーゴーバーに勤めるタイ人彼女から半同棲をしようと誘われる 

2018年4月8日

以下の記事は、2013年3月頃の回想録です。

 

「私のアパートで一緒に住まない??」

まさに、メイから思いもよらぬ提案を受けた自分。

 

正直、タイ人の女の子から同棲の申し出を受けるなんて想像もしていなかった僕にとっては、とんだ出来事でしたね。

けれども、とっさの驚きを抑えられない反面、内心ではとても嬉しかったのも事実でした。

というのも、以前こちらの記事に書いたように、当時、僕はゴーゴーバーのママさんゴリ押しの下に契約したウドムスックの中級ホテルに滞在していたわけなのですが・・・

やはり、タイ語も何もわからないような外国人旅行者にとって、バンコクの郊外まで出たところにあるようなホテルは、お世辞にも居心地が良いとは言えなかったんですよね。

それに何より一番不満だったのが、ソイ・カウボーイのあるアソーク近辺から、タクシーを使って僕の滞在するホテルに向かった場合、深夜でも最低100バーツ以上かかってしまい、メイが仕事帰りに来る際かなり負担となっていたこと。

タイにおいて、深夜は女性が一人でタクシーに乗ることが危険なので、僕も毎回迎えに行こうとは思っていたのですが、実際は彼女が僕の手間を心配してか、いつも仕事が終わったことを僕に知らせず、一人でホテルへと来てくれていました。

おかげで、メイが悪いタクシーの運転手に絡まれないかと、いつも心配していたんです。

 

とにかくも、こういった諸々の事情により、兼ねてから1ヵ月の契約満了を待たずにホテルを変えようかと思っていた矢先での半同棲提案。

まあ、メイから提案される以前から、残りの旅行期間、一緒に住めたらいいなあと心の中では期待していたのも事実ではあったのですが、まさかこの妄想が現実のものになる時が実際にやってくるとは・・・ 。

 

しかしそうは言っても、メイのアパートで同棲する上でいくつかの懸念材料があったのも事実でした。

まず、一番心配だったのが、メイの部屋にエアコンが取り付けられていなかったこと。

これは部屋に初めて訪問した時点で判明した事実だったのですが、汗っかき且つ暑がりの自分にとってはまさに致命的な事案だったのです。

まあ、部屋に一泊した際に、それとな~くエアコンが無いとキツイということを進言してはみたものの、エアコンを取り付けるためには少なくとも15,000バーツ程かかるということで、当時の彼女にはそれを負担する経済的余裕などもちろん無く、今は扇風機で我慢するようにと呆気なく言われてしまったのでした。

 

次に心配だったのが、メイの住むエリアがBTSのあるスクンビット通りから余りにも離れた場所であり、且つ外国人用のレストランやスーパーなどの存在が皆無であったこと。

当時の僕はスクンビットを起点にしてバンコクの各所を移動していたために、その起点を失ってしまうとたちまち迷子状態になってしまうという状況でした。

こんなことでは、流石に一介の旅行者が住むのには無理があるだろうと思いましたね。

だって、メイが居ないと、マジでどこにも行けないし、何も分からないし、何も食べに行けないという有様でしたから。

 

そして最も僕が心配だったのが、メイの住んでいるエリアにいたタイ人の「質」。

はっきり言って、日本人がほっつき歩いていたら間違いなく周りのタイ人から浮きまくり、凝視されまくること間違いなしでした。

メイの住んでいたプラカノンの奥地はスラム街とまでは言いませんが、バンコクの中でも経済的に最底辺の部類に入るタイ人たちの住むエリアであったことは確かです。

周辺にはイサーン地方から来ている人間が多く住んでいたため、とにかく外国人慣れしていないような人達ばかりで、夜なんかにアパート周辺を出歩くと、飲んだくれのタイ人男がうろうろしていたりと、とにかく危険な空気がプンプンしていました。

中には英語が辛うじて通じそうなタイ人もいそうではあったのですが、そういう人達の中のほぼ全員が夜の商売をしていそうな女性でしたね。

ということで、これらの懸案事項についてじっくりと精査するべく、僕はメイからの提案を一旦保留することにしました。

実はこの時、タイへ来てからちょうど1ヵ月が経とうとしていたこともあり、僕は1度隣国へ出国する必要があったんです。

 

そういうわけでタイを出国して向かったのがお隣の国であるカンボジアであったのですが・・・

まあ、カンボジアに行っている間、メイと出会う前のようなただの旅行者へと戻り、ゆっくりと今後どこに腰を落ち着けるべきかを考えられるような時間を作ろうと思った次第だったのです。

このまま、残りの旅行期間全てをメイとの時間に費やしてしまって、果たして本当に良い物なのか・・・

はたまた、タイの他の地域やカンボジアのような第三の国で、日本に帰った後の就職活動に少しでも役立つような経験を追い求めるべきなのか・・・。

いずれにしても、メイから一旦離れて、頭を冷やすには丁度良いタイミングでのカンボジア滞在となったわけです。

 

ちなみにこの時のカンボジア行きはタイに到着してから決めたものでした。

つまり、タイに到着後にインターネットで Air Asia の航空券を予約したということです。

というのも、通常、タイに1ヵ月以上滞在する予定がある場合、当該渡航者は目的別のビザ又は、第三国への出国用チケットをタイ入国前に用意することとなっています。

しかし、僕が2か月間有効のFix航空券を購入して、日本出国当日に搭乗券を空港で発券して貰った時、当時のANAカウンターではタイ出国の時期について質問された際に現地で航空券を買うと言う約束の下、割とあっけなく飛行機に乗ることが許されてしまいました。

空港カウンターにいた職員さんが話のわかる人だったからなのか・・・。

とにかく当時は無事に飛行機に乗ることが出来て本当に安心しました。

 

少々話が逸れましたが・・・。

何はともあれ、無事カンボジアからタイへと再入国を果たした僕は数日ぶりにメイとの再会を果たすこととなります。

たった何日かの別れであったはずなのに、やはりメイの事が恋しくて仕方なかった自分。

おのずと、この先の取るべき行動の答えも出ていたのです。

加えて、諸々の心配事への対処法も、自分のなかでなんとなくではありますが見通しを立てていました。

エアコンが無いのであれば、扇風機とタイ人流の水シャワーで乗り切ろうと思いましたし、外国人用のお店が無いのなら、近所に辛うじてあるセブンイレブンやファミリーマートにでも通って我慢することにしました。

また、周辺に住む外国人慣れしていないタイ人たちとは、自分がタイ語を覚えてなんとか乗り切ろうとも思いました。

まあ、当時はどんな困難があっても、ゴーゴーバーで知り合ったメイと添い遂げてみせるという、とてつもないバエタリティで僕の心も激しく波打っていたのです。

今考えると、信じられないような情熱の嵐って感じでした。

兎にも角にも、こうした大いなる決意の下、ゴーゴーバーに勤めるタイ人彼女と無職日本人バックパッカーとの半同棲生活の火ぶたは切って落とされたのです。

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シパタイ

このサイトは、2014年9月~2016年9月までのおよそ2年間に渡って、わたくし、シパタイが運営しておりました『タイで起業や就職をするも失敗続きな男のブログ』の続編ブログです。ちなみに、過去の自分史については多少加筆修正し、『自分史リターンズ』として再編集の上、当ブログにて掲載中です。それではみなさん、どうぞよろしくお願いいたします。

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