前回の続きです。
3月14日ーソイカウボーイ・テーメー・パッポン
この日は昼間に人と会う約束があり、およそ3時間程外出。
具体的な内容をここに書くことはできませんが、数年来の知人とのアポイントメントであり、今後の自分の身の周りを取り巻く情勢を読む上でも非常に参考になる会談であったことは間違いありませんでしたし、なんならこのためだけにでもタイに来た甲斐が十分にあったと実感することができた次第です。
用事が済んだ後はホテルで暫し休養。
バンコクには連絡先を知っている(遊び相手としての)女の子も数人居るには居るのですが、あまり呼び出す気にはなれず、結局はプールに行って泳いだりしながら一人で夜まで過ごすことに。
それにしても、普段から定宿としているホテルに至っても、今滞在ではさすがに人の少なさを感じてしまい、なんだか今後のタイのことを憂いて、少し切ない気持ちさえ芽生えてきてしまったものです。
かくして、夜を迎えると、さっそく夜散歩を決行。
この日はまず、ホテルからソイカウボーイまで歩いて向かいました。
そして、他のバーには一切目もくれず、一目散に入って行った先はもちろんバカラ
このブログではもう、お馴染み過ぎるゴーゴーバーですが、やはり今でも「ソイカウボーイの顔」であることに違いはなく、それでいて僕にとっても忘れられない「タイでの青春」をいつまでも心の奥底から呼び覚ましてくれる大切な遊び場。
そう、誰が何と言おうと、バカラだけは僕にとって、いくら年月が経とうと、かけがえのないナンバー1・ゴーゴーバーなのです。
ところが、やはりコロナの影響により、バカラでも客足はめっきり減少しているようでした。
実はバンコクのバカラを訪れたのも数年振り。
とは言っても、チーママやデックの顔ぶれはあまり変わっておらず、良くも悪くも変化があまりない。
嬢はさすがにそれなりに入れ替わっているのでしょうが、この日、1階の顔ぶれを見たところでは、あまりレベルが高いとも言えず、少々意気消沈してしまったのも事実でした。
まあ、コロナウイルスを恐れ、出勤してこない嬢も多数いるのでしょう。
というか、高額なオファーで客から囲われている優良嬢などは、こんな危ない環境下でわざわざ店に出勤してきて不特定多数の客と濃厚接触するリスクを負うはずもありませんし、ある意味では懸命な判断とも言えるのかもしれません。
いずれにしろ、こんな環境下でも営業開始時間すぐからまじめにステージに立っている嬢は、客からあぶれてしまった嬢であることに違いないと言うか、単純に余裕がないのであろうと言う印象。
だからこそ、嬢の質は全体的に低め。
たぶん、これはソイカウボーイはじめ、今のタイの歓楽街全体に言えることなのでしょう。
という訳で、バカラでは早めに切り上げ、お次はテーメーカフェへ。
テーメーには21時過ぎに入店。
女の子の数は多く、ざっと見た感じでは可愛い子もちらほらと居た印象でした。
実をいうと、テーメーに関しても訪れたのは数年振り。
で、この日、店内で多く見かけたのは大学生とおぼしき日本人のグループ。
若さと容姿、それに積極性を駆使して嬢たちから猛烈なアプローチを受けていました。
この時期だから多分、卒業旅行だったのかもしれませんね。
何と言うか、このコロナ問題の渦中でよくぞ旅行を決行した!と言うべきなのかは悩ましいところですが、ある意味では逞しい光景でした。
というかまあ、はっきり言って、羨ましい光景でしたよね。単純に。
とは言え、僕もまだ30代前半なので、そこそこ若い部類には入るのかもしれませんが、やはり20代前半の学生などと比べられてしまうと、さすがに容姿も見劣りしてしまいますし、それにノリもついていきません。
もちろん、まだ負けたくない気持ちは持っていますが、テーメーカフェみたいな場所だと、嬢の側も客を選り好みしてきますし、やはり気後れしてしまって、なかなか選べないのも事実であったのです。
無論、そんな僕に対しても、何人か目線や声でアピールしてくれる子はいたのですが、こちらから積極的にいきたいと思える子は見つからず、結局、一杯のレモンジュースを飲み干して店を後にしました。
そうしてすぐさまタクシーを捕まえ、向かった先は昨日に引き続き、パッポン
昨晩のキングス キャッスル 1での激しい変態飲みの余韻が忘れられず、連日の入店を決行。
ところが、デックに確認すると、昨晩同席してくれた嬢はすでにおらず、 代わりの嬢を試しに横に付けてみるも反応はあまりよくなく、すぐに放流。
結局、昨晩と違って全然盛り上がることができず、30分ぐらいで退店。
でも、相変わらずステージ上の嬢はタトゥー率が高いものの、容姿のレベルは高かったので、入店して地蔵状態でビールをちびちび飲むだけとしてもそれなりの価値はあるのではないでしょうか。
それから向かったのは・・・
バダビン
グラマー
ブラックパゴダ
上記の3店舗を酔った勢いではしごしてきました。
はじめに言ってしまうと、どの店も総じて「まあまあ」の印象。
客入りとしては、バダピンが最も健闘していたでしょうか。
バダピンではセクシーなビキニ姿の嬢からいきなり激しく責められ思わずペイバーしそうになるも、よくよく嬢の顔をガン見してみたところ、あまりタイプではないことに気が付き、潔く撤退。
続いて、グラマーでは入店してすぐ、自ら気になった嬢を横につけ、嬢の田舎の話でまあまあ盛り上がるも、顔を近づけながら会話をしていた際にどうしても嬢の口の臭いが気になってしまい、やはり自主撤退。
こんなことでは埒が明かないと思い、最後に向かったブラックパゴダでは嬢をすぐに複数付け、テキーラ攻撃を繰り広げて様子を見てみるも、ピンとくる嬢は結局見つからず・・・。
そう言えば、この日辺りからでしたかね。
数日後、バンコクの歓楽街が一斉休業に入るのではないかと言う噂が徐々に広まりはじめていたので、僕もそろそろ夜のお供を見つけねばと焦りはじめていたのですが、結局この日も1人でホテルへと帰宅。
何年経っても、相変わらず夜遊び下手な性分はなかなか変わっていないものだと、あらためて気付かされた夜なのでした。